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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻1号

1976年01月発行

文献概要

臨床経験

脊髄麻痺を来たしたPTC欠乏性血友病の1症例

著者: 川村碩彬1 村上隆一1 月村泰治1 生越英二1

所属機関: 1浜松療護園

ページ範囲:P.77 - P.81

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 血友病は古くから知られた凝血因子の先天性欠乏による遺伝性出血性疾患である.血液凝固機序の解明に伴つて,今日数種類の血友病の存在が示され,それらの診断は,それほど困難なものではなく,また従来より止血の困難性のため禁忌とされていた外科処置も可能となつてきた.
 血友病ではその凝血障害のため,関節内出血,筋肉内出血さらに偽腫瘍などを生じ,整形外科的処置を必要とすることも少なくないようであるが,中枢神経系における出血は稀とされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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