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巨細胞の出現する骨腫瘍およびその類似疾患の組織像について—II.骨腫瘍類似疾患
著者: 大野藤吾1
所属機関: 1帝京大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.121 - P.128
文献購入ページに移動一般に単房性の腔より成り,透明または淡黄色の液体を含む.稀れに隔壁が存在し,多房性となることがある.腔は,結合織の層で裏打ちされ,厚い部分にはしばしば多数の異物巨細胞様の多核巨細胞が出現し,hemosiderin沈着を認める.また,結合織内に硝子様物質の塊がみられ,ところにより類骨に似る.
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