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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻2号

1976年02月発行

文献概要

論述

巨細胞の出現する骨腫瘍およびその類似疾患の組織像について—II.骨腫瘍類似疾患

著者: 大野藤吾1

所属機関: 1帝京大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.121 - P.128

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I.単発性骨嚢腫(第1図)
 一般に単房性の腔より成り,透明または淡黄色の液体を含む.稀れに隔壁が存在し,多房性となることがある.腔は,結合織の層で裏打ちされ,厚い部分にはしばしば多数の異物巨細胞様の多核巨細胞が出現し,hemosiderin沈着を認める.また,結合織内に硝子様物質の塊がみられ,ところにより類骨に似る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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