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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻5号

1976年05月発行

文献概要

視座

関節液研究断章

著者: 猪狩忠1

所属機関: 1岩手医科大学整形外科

ページ範囲:P.379 - P.379

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 関節に病変がおこると,chemical mediatorとして作用するbiological amine,すなわちhistamine,serotoninといつた物質が関節液中にもみられるようになる,これらの物質は関節腔では一体何に由来するのであろうか.
 Histamineは皮膚,小腸・肺のように外界に接する組織に高濃度に含まれ,また肥胖細胞が産生することも知られている.このhistamine含有量は血漿のそれよりも関節液の方が,変形性関節症,慢性関節リウマチでそれぞれ高値を示している(半田).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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