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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻7号

1976年07月発行

文献概要

論述

大腿骨頭壊死について—X線像と組織像の比較を中心として

著者: 荻野幹夫1 古谷誠1 浅井春雄1 蜂須賀彬夫1 村瀬孝雄1 笹哲彰1

所属機関: 1国立病院医療センター整形外科

ページ範囲:P.602 - P.613

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要約
 ①本文においては,4例の大腿骨頭壊死の切除標本の連続全割標本と,X線像を比較し,②1例の大腿頸部骨折後の偽関節例の骨頭についても同様の処置をし,③これらの所見より大腿骨頭壊死ではX線像より正確な壊死巣の場所と範囲を知ることは困難であることを示し,④壊死組織像について骨梁壊死と骨髄壊死の必ずしも一致しないことを示し,⑤文献的考察を加えて大腿骨頭壊死の臨床病理的発症機序について考え方を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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