icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻8号

1976年08月発行

文献概要

特集 腰部脊柱管狭窄の諸問題

Postoperative lumbar spinal canal stenosisについて

著者: 越前谷達紀1 金田清志1 大西英夫1 藤谷正紀1 大脇康弘1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.729 - P.732

文献購入ページに移動
 腰部脊柱管狭窄症の原因には種々のものがあり,その分類は必ずしも一致をみていない.
 Schatzker & Pennal(1968)はこれを6つの病態に分類しているが,この中にiatrogenicという項目をあげている.他の原因による腰部脊柱管狭窄症については数多く報告されているが,iatrogenic stenosis,すなわち何らかの程度の椎弓切除術後,あるいは脊椎後方固定術後に年余の経過とともに腰部脊柱管狭窄症の症状を呈してくるpost-laminectomy stenosisやpost-fusion stenosisについての報告は非常に少い.これらはpostoperative lumbar canal stenosisと称されるべきものであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら