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特集 腰部脊柱管狭窄の諸問題
腰部脊椎管狭窄症に対する保存療法—Williams' lumbosacral flexion braceの応用
著者: 永田覚三1 藤原克彦1 中村勝年1 石橋鉄夫1 寺井誠1 加藤恭之2 檜山建宇2 地葉幸泰2
所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科学教室 2横浜船員保険病院整形外科
ページ範囲:P.740 - P.750
文献購入ページに移動いわゆる腰部脊椎管狭窄症に対する治療は従来の報告をみても手術療法のみが強調され保存療法については一般に効果がないと考えられているためか,文献上わずかに散見されるのみでほとんど検討されていない.
しかし,本症は比較的高齢者に多く,心身に何らかのハンデイキヤップを有し,たとえ手術療法の適応と考えられてもにわかにこれに踏み切れぬことは日常しばしば経験するところである.したがつて有効な保存療法の確立が急務であり,改めて検討してみる必要があると考える.
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