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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻8号

1976年08月発行

文献概要

特集 腰部脊柱管狭窄の諸問題

腰部脊椎管狭窄症に対する保存療法—Williams' lumbosacral flexion braceの応用

著者: 永田覚三1 藤原克彦1 中村勝年1 石橋鉄夫1 寺井誠1 加藤恭之2 檜山建宇2 地葉幸泰2

所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科学教室 2横浜船員保険病院整形外科

ページ範囲:P.740 - P.750

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はじめに
 いわゆる腰部脊椎管狭窄症に対する治療は従来の報告をみても手術療法のみが強調され保存療法については一般に効果がないと考えられているためか,文献上わずかに散見されるのみでほとんど検討されていない.
 しかし,本症は比較的高齢者に多く,心身に何らかのハンデイキヤップを有し,たとえ手術療法の適応と考えられてもにわかにこれに踏み切れぬことは日常しばしば経験するところである.したがつて有効な保存療法の確立が急務であり,改めて検討してみる必要があると考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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