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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科11巻8号

1976年08月発行

文献概要

特集 腰部脊柱管狭窄の諸問題

第4回脊椎外科研究会印象記—病理・病因の部—主として解剖学的基礎的問題について

著者: 竹光義治1 金田清志2

所属機関: 1旭川医科大学整形外科学教室 2北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.768 - P.771

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 腰部脊柱管狭窄は独立した疾患ではなく馬尾神経および神経根を圧迫して間歇性跛行を主症状として呈する症候群ないし病態で,多くは多元的複合的変化にもとづいて発生し,起立歩行する人類に特有のもので姿勢と深い関係がある.硬膜を介し馬尾神経と神経根を絞扼するものはこれを取りまく各種の比較的硬い組織,すなわち,脊椎骨,椎間板,関節および靱帯成分であるが,まずこれらについて13題の基礎的問題が論じられた.
 内容を大別してみると,成人晒骨標本から実測値をだし,検討をしたものが3題あり,新鮮解剖標本を使用したもの1題,単純レ線写真からの検討3題,myelographyからのもの1題,回転横断撮影によるものが5題,診断についてのもの1題であつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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