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臨床経験
Freeman-Sheldon症候群について
著者: 嶋村正1 白田寧1 本田恵1
所属機関: 1岩手医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.61 - P.66
文献購入ページに移動Freeman-Sheldon症候群は,1938年にFreemanおよびSheldonが,顔面,手,足に特有の変形を有する先天異常の2例を,cranio-carpo-tarsal dystrophyとして報告したのに端を発し,1953年にOtto3)が,3例目の報告をして以来,われわれの渉猟し得た範囲では,現在まで38症例(本邦では3例18,19))の報告例をみる.今回,われわれは先天性股関節脱臼を合併したFreeman-Sheldon症候群の1例を経験したので,過去の報告例を集計して,その症候の比較を試みた.
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