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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻2号

1977年02月発行

文献概要

臨床経験

腕神経叢の引き抜き損傷に合併した頸髄損傷例

著者: 満足駿一1 木村彰男1 大谷清1

所属機関: 1国立療養所村山病院整形外科

ページ範囲:P.185 - P.190

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 脊椎および脊髄損傷の原因は通常,脊椎のhyperflexion,hyperextensionおよびcompressionのいずれかに求められることが多く,側屈(lateral flexion)がその主因として取り上げられることは少ない.
 もつとも多くの場合受傷時には,flexion,extension,compression,rotation,lateral flexion等のいくつかが同時的に作用し,従つて直接原因となった外力を純粋に1つだけ分離することは必ずしも容易ではない.にもかかわらず,明らかに側屈がその主因と考えられる脊髄損傷の症例も稀には存在する.しかし,側屈による脊髄損傷の報告は文献上も少ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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