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慢性関節リウマチの診断と疫学調査
著者: 山本純己1 児玉俊夫1 古米幸好2
所属機関: 1岡山大学医学部整形外科学教室 2川崎医科大学リハビリテーション科
ページ範囲:P.225 - P.231
文献購入ページに移動慢性関節リウマチ(RA)の実態調査は,RA患者のおかれている環境および治療の実態を知るうえに不可欠のものである.さらに,実態調査はRAの治療およびその総合対策の基本となるものである.
RAの実態調査には種々の困難がともなう。たとえば,RAという病名が不確実であるために,over diagnosisまたは診断もれといつた問題があろう.ここでは,最初にRAの疫学的診断の問題点にふれ,ついで私たちの行つた岡山県でのRAの実態調査について述べたい.さらに,わが国および諸外国におけるRAの実態にも言及したい.
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