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論述
慢性関節リウマチにおけるMacIntosh膝関節形成術について
著者: 小林勝1
所属機関: 1兵庫県リハビリテーションセンター整形外科
ページ範囲:P.238 - P.244
文献購入ページに移動慢性関節リウマチ(以下RA)におけるMac-Intosh膝関節形成術の成績では,Anderssonら(1974)の悲観的な報告(良好例38%,平均2.8年経過)以外では,いずれも本法の有効性を述べている.その良好例はJessopら(1972)の平均3年経過で42%から,Hastingsら(1973)の同一経過の87%の範囲に分散している2,10,12〜15).
本法適応の主条件は変形と骨破壊の程度に依存する.一方,骨萎縮を適応外に挙げたのは,Hendcrsonら(1969),Nelsonら(1971),Andcrssonら(1974)で,強度の骨萎縮を禁忌とした.Migrationの観点よりすれば,軽度の骨萎縮も無視できないと考える.しかもRAに必発である.
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