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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻3号

1977年03月発行

文献概要

境界領域

スポーツ選手における膝屈伸筋,足関節屈伸筋の筋力について

著者: 大井淑雄1 広瀬和彦1 村井俊彦1 西岡久寿樹1 御巫清允1 阿部徳之助2 渡辺慶寿2

所属機関: 1自治医科大学整形外科・リハビリテーションセンター 2自治医科大学体育学科

ページ範囲:P.253 - P.259

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はじめに
 筋肉の収縮を物理学的に見ると等尺性収縮isometric contractionと等張性収縮isotonic contractionに分類されることはよく知られているが,1966年頃より新たに等運動性収縮isokinetic contractionという概念が提唱されるようになつた,これは筋収縮の速度を人為的に一定に制御して得られるものであるが,その等速性という特徴のゆえに得られる筋トルク曲線の解析がきわめて容易かつ便利であるという特徴を有する.
 1969年来著者らはこの等運動性筋収縮を可能にした一種の運動療法機器Cybex Machineを用いて正常人,種々の運動器疾患の患老の筋力,筋仕事量,最大筋力発揮関節角度,初期出力などについて検討を重ねてきた.スポーツ医学の分野にもこの概念の応用は可能であるので今回種々のスポーツ選手について筋力を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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