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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻4号

1977年04月発行

文献概要

特集 胸椎部ミエロパチー

総括/黄色靱帯骨化の部

著者: 井形高明1 小野村敏信2

所属機関: 1徳島大学医学部整形外科学教室 2大阪医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.322 - P.324

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 Cセクションは黄色靱帯骨化およびこれと縦靱帯骨化の合併に起因した胸椎部ミエロパチーに関する演題で,その多くは臨床経験に基づいた報告であつた.今回報告された症例は黄色靱帯骨化は111例,黄色靱帯骨化と縦靱帯骨化の合併は32例であり,骨標本39例の黄色靱帯骨化についての検討もなされた.そこで,これらの報告を総括し,骨化の臨床像,病態,ミエロパチーとの関連性およびその臨床所見と治療などの問題点についての要旨を述べ,討論の焦点を振返つてみることにした.なお,森崎教授からLig. flavumの解剖学用語は黄色靱帯であり,本来なら黄色靱帯骨化と称されるところであると指摘された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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