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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻5号

1977年05月発行

文献概要

臨床経験

脊髄造影時におけるMyodilの血管内流出について

著者: 玉置哲也1 辻陽雄1 渡部恒夫1 篠原寛休2

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室 2松戸市立病院整形外科

ページ範囲:P.505 - P.510

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はじめに
 最も繁用されている油性造影剤であるMyodil®を用いて脊髄造影を行つた際に,造影剤が脊髄腔より速やかに消失してしまうことが時に経験される,この流出機序については,Lin & Clarkeによつて推論が加えられているが,われわれも最近,重篤な肺合併症を示した1例を含む4例を経験したので報告し,あわせてその流出機転とともに臨床的問題点と対策などについて考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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