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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻6号

1977年06月発行

文献概要

論述

胸椎部椎間板症および脊椎症とその手術的治療法

著者: 大谷清1

所属機関: 1国立療養所村山病院整形外科

ページ範囲:P.556 - P.565

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はじめに
 胸椎部椎間板症および脊椎症は腰椎部,頸椎部のそれに比べて遙かに稀であり,日常臨床で本症患者に遭遇する機会は少い.そのためか本症に対する研究も腰椎,頸椎椎間板症および脊椎症に比べておくれている感がある.最近やつと学会や研究会で胸椎部ミエロパチーなる主題が取り上げられ,本症に対する研究もすすめられつつある.
 胸椎部椎間板症および脊椎症はその臨床像が多種多様で,そのために診断に難渋することもしばしばある.ともあれ,本症の発生部位は脊髄部であるだけに取り返しのつかない脊髄麻痺を惹起することもあり,早期診断,早期治療の必要性が本症に対しても強調されなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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