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先天性内反足は今日の定型的早期治療法によつて一応の成績を挙げつつある.しかし後方解離例の60%,後内方解離例の70%の多きに内旋歩行がみられている.この内旋歩行は歩容が不自然であるばかりでなく,変形再発の観点からも好ましい歩容ではない.従来より内反足治療後にみられる内旋歩行に関しては下腿に起因することが多いと考えられてきたが,内旋歩行を考える場合,荷重関節である股関節,膝関節,足関節,足まで総合的に判断されねばならない.
治療後の内旋歩行例を回転横断レ線撮影法によつて大腿骨,脛骨顆部,脛骨遠位端,距骨滑車,距骨頸部の捻転度を計測した.
治療後の内旋歩行例を回転横断レ線撮影法によつて大腿骨,脛骨顆部,脛骨遠位端,距骨滑車,距骨頸部の捻転度を計測した.
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