icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻8号

1977年08月発行

文献概要

臨床経験

難治性側彎症に対するDwyer手術の経験

著者: 藤塚光慶1 井上駿一1 大塚嘉則1 鈴木弘1 山本日出樹1

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.809 - P.812

文献購入ページに移動
 脊柱側彎症における手術療法は,1960年Harrington法,1964年Dwyer法の登場により大きな進歩をとげた.更にhalo-Pelvic,halo-femoral traction,椎体前方侵襲によるspinal wedge osteotomy,muscle release,micro-surgical techniqueの開発などにより,今までは手術対象にならなかつた,言わば手遅れの重症高度な症例も手術適応に含められるようになつてきた.
 最近,我々は,高度なpelvic obliquityを伴つたparalytic scoliosisと,背部に高度な瘢痕形成を有した重度側彎症に対し,数度にわたる手術により改善を得た症例を経験したのでその大要を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら