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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科12巻9号

1977年09月発行

文献概要

カラーシリーズ 人工関節の手術・8

岡山大型人工膝関節

著者: 児玉俊夫1 山本純己1

所属機関: 1岡山大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.826 - P.829

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 1970年に私たちは最初の手術をおこなって以来,手術例は100例をこえた.岡山大型人工膝関節は.数回の改良を経て,現在使用しているMark-IIにほぼ完成された形をみるといっていいと思う.
 岡山大型人工膝関節Mark-IIの形態は,膝関節の生体力学的研究の結果を参考にしてデザインされた.すなわち,人工関節の関節面に円周の違った球面を組合せることにより,1つは本来膝関節がもっている屈伸および回旋運動などの複合運動をおこなわることにより,人工関節と生体間のストレスを軽減させることができる.また,膝関節屈曲時には関節運動が容易であるが,伸展時には支持性が高まるように設計されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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