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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻1号

1978年01月発行

文献概要

論述

股関節合力から見た全人工股関節置換術の検討

著者: 井村慎一1 中瀬裕介1 長治孝雄1 竹多外志2 松本晴彦2 宮村秀一2 一前久芳3

所属機関: 1金沢大学医学部整形外科学教室 2国立金沢病院整形外科 3市立小松総合病院整形外科

ページ範囲:P.38 - P.44

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はじめに
 股関節疾患の手術的療法においては,除痛,支持性,可動性および手術効果の持続性が要求されるが,近年,これらの諸条件を満足させるものとしてcup arthroplasty,人工骨頭置換術,全人工股関節置換術などの方法が行なわれてきた.これらの手術は異物による関節再建術であり,当然人工的素材(金属,プラスチック,セラミックス,アクリル樹脂など)の破損・磨耗およびこれらの素材の生体への反応が問題となる.
 全人工股関節置換術においては,その手術適応(年齢,原疾患など),手術手技,使用人工股関節(素材,素材の組合せ,デザインなど),合併症(人工素材の破損・磨耗,loosening,感染など)についていろいろ論議がなされ,さらにbiomechanicalおよびtribologicalな検討もなされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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