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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻10号

1978年10月発行

文献概要

論述

変形性股関節症大腿骨頭における骨嚢包の発生と進展

著者: 濱淵正延1

所属機関: 1京都大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.900 - P.909

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はじめに
 変形性股関節症(以下,変股症と略す)における大腿骨頭には多彩な病変が認められるが,そのなかでも骨嚢包の発生は最も興味深く重要な病変である.
 欧米においては,一次性変股症における大腿骨頭の病理学的検索は古くよりなされ,多くの報告がある3,4,10,12,18,20).またわが国でも変股症の病理に関する研究がなされたが1,5,7,22),骨嚢包形成機転に関しては十分な解明がなされているとはいえない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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