icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻12号

1978年12月発行

文献概要

論述

上肢型急性中心性頸髄損傷について

著者: 森脇宣允1 大本秀行1 千束福司1 津江和成1 服部奨2 小山正信2 斉木勝彦2

所属機関: 1愛媛労災病院整形外科 2山口大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1097 - P.1103

文献購入ページに移動
はじめに
 Schneiderら2,3)は頸椎に外力をうけた場合明らかな骨折,脱臼の有無とは関係なく頸髄の一定範囲に可逆性の浮腫から出血,完全破壊に至る種々の段階の病変が生ずることを認め,それに基づく症状を急性中心性頸髄損傷症候群と命名した.
 我々が数多くの急性中心性頸髄損傷を経験したなかに,従来報告されてきた神経症状とは明らかに異なつた症状を示すグループの存在に気づいた9〜11)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら