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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨床経験

頸部脊椎症性筋萎縮(祖父江)症例の経験

著者: 古川浩三郎1 倉持英輔1 白沢栄嗣1 新井実1 田島健2 高橋功2 堀川哲男2 阿部孝一2 星野亮一3

所属機関: 1国立郡山病院整形外科 2福島赤十字病院整形外科 3福島医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.1152 - P.1156

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 頸部脊椎症の臨床症状は,多彩であり,種々病型分類も試みられているが,日常診療上その診断に苦慮する症例も少なくない.Keegan6)によるdissociated motor loss,または祖父江11)のいう頸部脊椎症性筋萎縮の症例は,筋萎縮,筋力低下が顕著であるのに比し,知覚障害が無いかあつても僅かである点で,頸部脊椎症の臨床症状としては,非定型的であり,診断治療上問題点を有し,またその発症機転については興味の持たれるところである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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