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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻2号

1978年02月発行

文献概要

論述

脊柱側彎症に対するMilwaukee braceの適応と治療効果について

著者: 大木勲1 井上駿一2 鈴木弘2 高良宏明2 篠藤彰2

所属機関: 1自治医科大学整形外科学教室 2千葉大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.129 - P.135

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はじめに
 脊柱側彎症治療の歴史は古く中世の頃からいろいろな試みが行なわれてきており,整形外科領域で最古くから関心が持たれていた疾患の一つである.
 保存的治療による矯正効果については,現在でも疑問とする意見があるが,1944年BlountおよびSchmidtら1,2)により考案されたMilwaukee braceは最初は手術治療前後の矯正保持を目的として用いられていたが,その後はBlountやMoe3)などの種々の改良の結果,現在用いられているMilwaukee braceの型ができ上り,この装具の治療法もほぼ完成し保存的治療法の主流を占めるようになり,世界中に広く用いられるようになつてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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