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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻2号

1978年02月発行

文献概要

臨床経験

最近経験したacroosteolysisについて

著者: 屋宜公1 鈴木勝己1 高橋定雄1 中川太郎1 近藤稔1 富沢尊儀2

所属機関: 1関東労災病院整形外科 2関東労災病院皮膚科

ページ範囲:P.141 - P.147

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はじめに
 強皮症,癩,脊髄空洞症などに末端骨溶解が合併することは以前より知られており,その他X線所見として末端骨溶解を有する疾患は多々報告されている.1950年Harnash10)により初めてacroosteolyseという語が使用され,現在手指,足趾,鎖骨外側端などの骨溶解を示す言葉として用いられている.末端骨溶解の病因としては諸説紛々としていまだ定説をみない.最近われわれは皮膚疾患に伴つた末端骨溶解の4例を経験したので塩化ビニールモノマー(VCM)の経験も含めて報告し,文献的考察を加えたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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