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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻2号

1978年02月発行

文献概要

臨床経験

原発性アミロイドーシスの1剖検例

著者: 小坂弘道1 内田詔爾1 島田畯介1 吉野槇一1 青木幹雄2

所属機関: 1都立墨東病院リウマチ科 2都立墨東病院病理

ページ範囲:P.176 - P.179

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はじめに
 AmyloidosisはRokitansky1)の発表に端を発し,Virchow2)により諸臓器に固くwax様に変性を来たす疾患,すなわちamyloidの沈着を来たす疾患として記載された.しかし未だその発生原因は不明であるが,amyloidの沈着様式およびamyloidそのものの免疫グロブリンの類似性などから膠原病などと同じように異常免疫説が有力になつている.今回著者らは慢性関節リウマチ(RA)様の関節症状と紫斑を呈したprimary amyloidosisを剖検する機会にめぐまれたので,本症例の経過,病理所見および問題点などを文献的考察を加えて述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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