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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻4号

1978年04月発行

文献概要

特集 脊椎の炎症性疾患

腰椎椎間板手術後の椎間板炎と脊椎炎

著者: 金田清志1 藤谷正紀1 本間信吾1 樋口政法1 野原裕1 大西英夫2 大脇康弘3 百町国彦4 藤田正樹4

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室 2北辰病院整形外科 3函館中央病院整形外科 4国立札幌南病院整形外科

ページ範囲:P.323 - P.331

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はじめに
 脊椎外科で最も一般的なものは腰椎椎間板ヘルニアの手術であろう.この手術の適応,手技,遠隔成績などは多く報告されており,一方手術成績不良の原因としての合併症も検討されてきている.しかし,後者の中で術後椎間板炎postoperative disc spacc infectionについての検討は少ない.その理由は,頻度が少ないこと,closed space infectionであり臨床症状が特異で診断されにくいことなどのためでもあろう.1972年から1977年までの5年間に当科で治療した腰椎椎間板ヘルニア手術後の椎間板炎が20例あり,これらにつき検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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