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特集 脊椎の炎症性疾患
脊椎カリエスの診断に際して椎体のneedle biopsyの有用性とその限界について
著者: 小山正信1 服部奨1 早川宏1 河合伸也1 斉木勝彦1 東良輝1 礒部輝雄1 伊達洋次郎1 小田裕胤1 今釜哲男1 山口芳英1 繁冨頼雄1 井之川義典1 宮本龍彦1 開地逸朗2 平田晴夫3 森脇宣允4 重松昭彦5
所属機関: 1山口大学医学部整形外科学教室 2鼓ケ浦整肢学園 3小倉記念病院整形外科 4愛媛労災病院整形外科 5宇部興産中央病院整形外科
ページ範囲:P.338 - P.346
文献購入ページに移動私共が椎体生検を思いたつたのが昭和39年であり,当時外国文献が主で,本邦では棟方1)の報告をみるのみであつた.そこで,まず椎体生検の方法を確立するために,屍体(30体)で椎体周囲の臓器の位置的関係を調査し,その上で安全な穿刺方法を検索し,昭和40年より臨床応用し,現在まで約200余例に達したので,椎体生検に際して必要な解剖,方法,手技,適応,現在までの検査成果等および結核性脊椎炎の診断に関して記述する.
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