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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻5号

1978年05月発行

文献概要

臨床経験

手指末節骨がcystic lesionを呈する疾患について

著者: 薄井正道1 石井清一1 佐々木鉄人1 三浪明男1 八木知徳1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.514 - P.522

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はじめに
 手指末節骨がレ線上cysticな破壊像を呈する疾患としてenchondroma,epidermal cyst,intra-osseous glomus tumor,chronic osteomyelitis(特にBrodie膿瘍),悪性腫瘍の骨転移などが考えられる.しかし,これらの疾患はいずれも発生頻度が少ないこともあり,臨床上の鑑別診断には苦慮することが多い.われわれはこれまでに悪性腫瘍の骨転移を除いてこれらの疾患を全て経験しているが,今回,症例を報告するとともに鑑別診断上の問題点を中心に考察を加えてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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