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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻7号

1978年07月発行

文献概要

臨床経験

腰椎椎間板ヘルニアに併存した腓骨神経麻痺の症例について

著者: 武部恭一1 片岡治1

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.685 - P.688

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はじめに
 腰椎椎間板ヘルニアの典型的な症状として腰痛,ラセグー徴候などに加え,下肢の知覚障害や筋力低下がみられるが,L5の根症状が時には腓骨神経麻痺に似た症状を示す場合がある.一般に両者の鑑別は容易とされてはいるが,この両者が合併した場合には複雑な病状を呈すると考えられる.しかし我々が知る範囲では腰椎椎間板ヘルニアに腓骨神経麻痺が合併した症例の報告はない.最近我々はこの合併症例3例を経験したので報告するとともに診断上の問題点等につき検討を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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