icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻7号

1978年07月発行

文献概要

臨床経験

腰痛疾患に対する"Facet rhizolysis"について

著者: 鈴木信治1

所属機関: 1東海逓信病院整形外科

ページ範囲:P.697 - P.701

文献購入ページに移動
はじめに
 腰痛および下肢痛をきたす多くの整形外科的疾患のうち,椎間板に起因する神経根,馬尾神経の障害に対しては治療法もある程度確立され,保存的療法あるいは手術的療法が行なわれ良好な成績を得ている.
 腰神経後枝の支配領域に腰痛の求められる疾患,すなわちSteindler9)のいう"Posterior Syndrome"のうち,腰椎椎間関節に起因する頑固な腰痛,下肢痛は日常診療において多くみられるものであるが,理学療法や装具療法によつても軽快せず,関節内注射も一時的なものが多い.このような症例に対して,著者は高周波電流による腰神経後枝内側枝の焼灼を行なつている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら