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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻9号

1978年09月発行

文献概要

論述

変形性膝関節症のpathomechanics—特に動的安定装置の変化について

著者: 新野徳1 長岡勇1 遠藤哲1 佐々木奉文1 篠原一仁1

所属機関: 1徳島県立中央病院整形外科

ページ範囲:P.832 - P.838

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緒言
 近年における平均寿命の伸びにより,整形外科外来患者のうち老人の占める割合が大となり,変形性膝関節症例はますます増加の傾向にある.
 変形性膝関節症の高度なものには,関節軟骨の変性や骨棘の形成と共に,大腿四頭筋萎縮,膝の伸展障害ならびに内反変形がみられる.これらの関節構成体の変化によつて生ずる膝の安定機構の破綻が,本症を悪化せしめる大きな要因をなしているものと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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