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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻9号

1978年09月発行

文献概要

臨床経験

Kienböck病に対する穿孔術の効果の検討

著者: 国下正英1 島巌1

所属機関: 1金沢大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.860 - P.864

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緒言
 1910年に,Kienböckが,月状骨軟化症について報告して以来,多くの報告がみられるが,その発生病理,その治療法は未だ確立されていないのが現状である.我々の教室では,これまでギプスあるいは装具による固定,穿孔手術を主に治療法としてきた.穿孔手術は,血流改善をはかる方法としてなされてきたが,田島・高田等はその結果は良くなかつたと報告している.今回穿孔手術を施行した症例を主に予後調査を行ない,穿孔術の効果について検討したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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