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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科13巻9号

1978年09月発行

文献概要

臨床経験

骨に発生したdesmoid tumorについて—Desmoplastic fibromaとperiosteal desmoid

著者: 川井和夫1 水野耕作1

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.865 - P.869

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はじめに
 骨に発生するdesmoid tumorと考えられている腫瘍性疾患には,病巣が骨髄内に位置するdesmoplastic fibromaと骨膜部に位置するperiosteal desmoidの2つの型の報告がみられる.
 両者共,その組織像は軟部のdesmoid tumorに類似しており,前者は1958年Jaffe7)により,後者は1951年Kimmelstiel8)によりはじめてそれぞれの名称のもとに報告された,その後いくつかの症例が追加されたが現在までに前者は53例,後者は8例の報告がみられるに過ぎない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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