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論述
モアレトポグラフィーおよび低線量X線撮影装置による脊柱側彎症学校検診
著者: 大塚嘉則1 篠遠彰1 井上駿一1
所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.973 - P.984
文献購入ページに移動脊柱側彎症の早期発見,早期治療の体制を確立することは,今日の大きな社会的課題の一つになりつつある.このためには,側彎症の7割以上を占める特発性側彎症の多くが,学齢期に発症するところから,これを学校保健の場で確実に発見することが最も効果的な方法である.
米国の整形外科学会は,早くから側彎症のschool screeningの必要性を説き,これに応じて各地で活溌な検診が行われ成果を上げている.
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