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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻10号

1979年10月発行

文献概要

臨床経験

骨・軟部腫瘍に対するCTの診断価値

著者: 八木知徳1 石井清一1 山脇慎也1 佐々木鉄人1 薄井正道1 松野丈夫1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1012 - P.1019

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はじめに
 骨・軟部腫瘍のX線診断は,従来の各種X線撮影法の改良に加え,血管造影の普及やシンチグラフィーの進歩により,著しく向上した.しかし今なお得られる情報は充分とはいえない.
 ひるがえつてComputed Tomography(CT)は1973年Hounsfield4),Ambrose2)によつて脳外科領域で臨床応用されたのが始まりである.翌1974年には全身用CT装置が開発され8),数年の間に驚異的な発展と普及を遂げるに至つた3,5,6,13,14,20),CTは従来の諸種診断法を補う有用な方法として整形外科領域でもすでに脊椎疾患に対する応用例の報告がある11,15,16,19).さらに最近では骨・軟骨腫瘍への応用が注目されている7,9,10)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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