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カラーシリーズ
後縦靱帯骨化のマクロとミクロ
著者: 佐々木正1
所属機関: 1川崎市立川崎病院整形外科
ページ範囲:P.1056 - P.1059
文献購入ページに移動X線写真上,後縦靱帯骨化は頸椎,胸椎,腰椎の高位によりその形態を異にする.これは主として高位により後縦靱帯の構造に差があるためと考えられる.頸椎,胸椎後縦靱帯骨化の併存が稀でないことからもその本態は同一と考えてよい.本稿では後縦靱帯骨化のマクロとミクロの所見を骨化の完成した時期(停止期),活動期(増大期),初期の順に述べる.骨化の完成した時期,活動期の所見についてはほぼ共通した見解が得られているが骨化初期像,特に,骨化発生機序については議論が多い.
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