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臨床経験
前方侵襲を要した頸部脊髄腫瘍—砂時計腫に対する根治手術について
著者: 原貴1 若野紘一1 平林洌1 泉田重雄1 中村洸2
所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室 2社会保険埼玉中央病院整形外科
ページ範囲:P.1103 - P.1111
文献購入ページに移動脊髄腫瘍の手術は,唯一回の手術で完全に剔出することが必要であり,再発例では,手術成績も不良であることは,論を待たない.
しかし,脊髄腫瘍の手術手技を困難にする要素の一つに,いわゆる砂時計腫の形をとる脊髄腫瘍が挙げられる.
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