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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻11号

1979年11月発行

文献概要

臨床経験

術後水頭症を来たしたforamen magnum meningiomaの1例

著者: 久保健14 杉村功14 兼山敦14 渡貞雄14 椎野泰明14 谷川雅洋2 好永順二3

所属機関: 1社会保険広島市民病院整形外科 2社会保険広島市民病院脳外科 3杜会保険広島市民病院神経科 4現:庄原赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.1112 - P.1115

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 大後頭孔付近に発生するmeningioma(Foramen magnum meningioma)のうち脊髄症状を主体とするspinocranial typeは腫瘍の上極が頭蓋内に侵入しているにもかかわらず,myelogramが診断の決め手になることより整形外科医により取り扱われることが多いようである.著者4)らはすでに本症の2例を報告しているが,最近新たに腫瘍が頸髄腹側に存在するanterior meningioma5)の1例を経験し,治療に難渋したのでその治療経過といささかの考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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