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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻11号

1979年11月発行

文献概要

臨床経験

胸腔内に及んだ巨大な胸部硬膜外腫瘍の1治験例

著者: 川岸利光1 東野修治1 原田征行1 伊勢紀久1 坂田悍教1 関野英一2

所属機関: 1弘前大学医学部整形外科学教室 2弘前大学医学部第1外科学教室

ページ範囲:P.1121 - P.1123

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はじめに
 後縦隔腫瘍としては神経性腫瘍が最もよくみられるが,腫瘍が脊柱管腔内にまで侵入し脊髄圧迫による種々の神経症状を呈することがある.我々は脊椎管腔内から胸腔内(後縦隔部)にまで及んだ巨大な胸部硬膜外腫瘍(meningioma)によりparaplegiaを来たした1例を経験し,椎弓切除術および開胸,腫瘍摘出,前方固定術の2回の手術にて症状の著明な改善を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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