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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻12号

1979年12月発行

文献概要

臨床経験

腰椎椎間板ヘルニアに対する前方法65例の術後10年以上の長期遠隔成績について

著者: 田中正1 井上駿一1 宮坂斉1

所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1217 - P.1222

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はじめに
 腰椎椎間板ヘルニアに対する前方侵入法による椎間板切除・椎体固定術(前方法)は,1948年Lane and Moore6)の報告に始まるが,本邦においては1955年千葉大学整形外科故鈴木次郎教授10,11)により行われた経腹膜的椎間板切除・前方固定術(鈴木氏法)が嚆矢と思われる.
 当教室における腰椎椎間板ヘルニアに対する前方法施行例は,1955年10月以降1978年12月までに449例にのぼるが,そのうち術後10年以上を経過した症例は,1955年10月より1968年4月までの286例である.このうち1964年12月までの151例の10年以上の長期遠隔成績については,すでに1973年の土屋14)の報告を始め,井上4,5),松井7)らが詳細に報告してきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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