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臨床経験
稀有な脊髄ependymoblastomaの1症例
著者: 亀ケ谷真琴1 伊藤達雄1 辻陽雄2 斎藤隆3
所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室 2富山医科薬科大学医学部整形外科学教室 3船橋中央病院整形外科
ページ範囲:P.196 - P.199
文献購入ページに移動脊髄ependymomaは,Bailey3),Bailey & Cushing4,5),Kernohan etc15,17),Kernohan,Woltman & Adson16),Chigasaki6)らによると,全脊髄髄内腫瘍中約28〜42%を占め,かなり多いものである.しかし頭蓋内に発生せるependyxnomaと比べると,その頻度は低く,とりわけ脊髄原発のependymoblastomaに関しては,われわれが渉猟し得た文献中には1〜6,8,9,11,14〜17,20,22),いまだ報告をみない.
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