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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻3号

1979年03月発行

文献概要

カラーシリーズ 整形外科医のための免疫学・3

悪性腫瘍の血清学的特異性—血液抗原と悪性度

著者: 石山昱夫1 小室絵里佳1 吉野槇一2

所属機関: 1帝京大学医学部法医学教室 2日本医科大学理学診療科

ページ範囲:P.220 - P.223

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 癌組織の免疫学は以前からいろいろの研究者によって分析されているけれども,なかなかすっきりとした決定打がないのは衆知のごとくである.
 最近hepatomaにおけるα-フェトグロブリンや,CEA抗原などの胎生期由来の抗原が特殊な癌に発生するという所見が得られ,実際の診断にも応用されている.ところで正常の細胞と癌細胞との間に組織抗原的になんらかの差異を求めようという意味で分析したのがDavidsonである.我我はこの方法の重要性を認め,かつDavidsonの方法をさらに改良した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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