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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻3号

1979年03月発行

文献概要

臨床経験

慢性関節リウマチにおける膝関節の臨床病態—膝病変と「レ」線変化

著者: 忽那龍雄1 岡本勉1

所属機関: 1熊本大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.269 - P.275

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はじめに
 慢性関節リウマチ(以下,RAと略す)において,膝関節は好発関節のひとつであり,罹患後,特に荷重関節であるために,各種の病変が日常生活動作を著しく障害し,外科的療法の適応となる事も少なくない.このようなRA膝を合理的に管理するには,種々の病態を充分把握しておく必要があろう.近年,RA膝に対する外科的療法,特に,人工膝関節置換術などについての報告は多い.しかし,本邦におけるRA膝の臨床病態の把握は充分とはいえない.そこで,私たちはdefiniteならびにclassical RA患者61名120膝関節について,臨床的および「レ」線学的な面から,これらRA膝の臨床病態を明らかにすべく検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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