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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻3号

1979年03月発行

文献概要

臨床経験

踵骨隆起摧裂骨折の7例

著者: 井原秀俊12 加茂洋志12 前川正幸12

所属機関: 1九州労災病院整形外科 2現在:国立別府病院整形外科

ページ範囲:P.276 - P.281

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 踵骨骨折は日常しばしぼ見受けられるが,その内で隆起部の摧裂骨折は稀であるといわれてきた.諸外国の報告をみると,全踵骨骨折の中でその占める頻度は,Böhler 180例中1例0.5%,Rothberg 80例中1例1.02%,Rowe等154例中4例となつている.当院においては,1970年4月〜1978年3月までの8年間に踵骨骨折97例(うち片側性89例,両側性8例)を経験しているが,そのうち7例7.2%に睡骨隆起の摧裂骨折を経験したので考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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