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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻4号

1979年04月発行

文献概要

特集 脊椎外傷—早期の病態・診断・治療—(第7回脊椎外科研究会より)

脊椎圧迫骨折初期治療の検討

著者: 新井永実1 中野謙吾1 円尾宗司1 和田剛正1 吉川泰生2

所属機関: 1兵庫医科大学整形外科学教室 2市立四日市病院整形外科

ページ範囲:P.360 - P.366

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はじめに
 脊椎の圧迫骨折は,日常よく遭遇する骨折の一つであり,そのほとんどはstable typeのものである.その発生部位は胸腰椎移行部に多く,治癒後も変形を残し力学的に無理な力を受けやすく,そのためなんらかの症状を訴えるものが意外に多い.しかし比較的安易に治療されているようである.そこで今回われわれは本骨折のX線所見を検討し,後彎変形と臨床症状,治療法等の関係を調べ,さらに脊椎2次元モデルによる力学的検索をも行なつたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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