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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻5号

1979年05月発行

文献概要

臨床経験

最近5年間における上肢末梢神経損傷の手術成績

著者: 岡義範1 堀内行雄1 伊藤恵康1 内西兼一郎1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.516 - P.522

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はじめに
 近年microsurgerの導入によつて整形外科学の手術は著しく進歩してきた.末梢神経外科においてもfunicular suture法の開発(伊藤5)),microelectrodeによるdirect funicular stimmulation(Hakstian2)),interfascicular nerve grafting(Millesi7))などmicrosurgeryを加味して種々の手技改善に努力が払われている.しかしなおその治療成績は必らずしも充分満足できるものとはいえない.
 今回我々は,最近5年間に手術を施行した上肢末梢神経損傷患者の治療成績を調査し,今後の末梢神経損傷の治療の一助とすべく,若干の検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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