icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科14巻9号

1979年09月発行

文献概要

臨床経験

ペルテス病の治療成績

著者: 奥野徹子1 渡辺良之2 江崎正孝3

所属機関: 1久留米大学医学部整形外科学教室 2佐賀整肢学園 3熊本敬愛病院

ページ範囲:P.957 - P.963

文献購入ページに移動
はじめに
 ペルテス病の発症年齢は予後を左右する重要な因子で,年齢が若いほど良い成績が得られることはMindell,Evans,Katzらをはじめ多くの報告がなされている.他方1959年O'Garraはペルテス病を2つのグループに分けて骨頭の前方部のみ壊死に陥る前方部ペルテス病は骨頭全体が壊死に陥るペルテス病に較べて修復が完全に行なわれ,治療しなくても治癒するように思われると報告した.
 さらに1971年Catterallは97例のX線像を4つのグループに分けて年齢別,性別,治療群,非治療群の成績を報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら