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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻1号

1980年01月発行

文献概要

論述

頸部脊椎管のdevelopmental stenosisによるミエロパチーの検討

著者: 礒部輝雄1 服部奨1 河合伸也1 早川宏1 今釜哲男1 山口芳英1 小山正信2

所属機関: 1山口大学医学部整形外科学教室 2山口労災病院整形外科

ページ範囲:P.10 - P.18

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緒言
 1957年PayneとSpillaneはcervical spondylotic myelopathyの発症原因に頸部脊椎管前後径の狭小が関与すると報告して以来,cervical spondylotic myelopathyの頸部脊椎管前後径の計測が注目され始め,1964年Hinkが頸部脊椎管のdevelopmental stenosisによるミエロパチーの症例を報告して,本症の概念を確立した.
 私達が昭和32年以降,山口大学整形外科学教室において,頸部脊椎骨軟骨症等の頸椎部ミエロパチーに観血的療法を施行した症例は222例であり,これらの中には頸椎症性変化等の極めて少ない頸部脊椎管のdevelopmental stenosisのミエロパチーを少なからず経験した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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