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文献概要
整骨放談
Hardy Country
著者: 宮崎淳弘1
所属機関: 1鹿児島大学
ページ範囲:P.94 - P.94
文献購入ページに移動1968年,欧米旅行に当り,先ず行つて見たかつたのがP. J. Barnettの家と,Hardyの小説,TessがAlec D'urbervillesを刺してAngel Clareと逃げ,警官に捕まる夜を過したStonehenge,またその小説の出だし,坂を下る牛乳馬車の車輪が外れ,父親が怪俄をした道.Egdon heathの地平線から足の悪い男の影が近づいてくる,素晴らしい描写で始まる,"The Return of the Native"の土地,また"Jude the Obscure"に描れたJudeが,少年時代鳥の番をしながら,鳴子の綱を引くのを止めた,Dorchester(小説ではCasterbridge)の麦畑等であつた.
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