icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科15巻10号

1980年10月発行

文献概要

手術手技

大殿筋皮弁による腰仙部潰瘍の修復

著者: 原科孝雄1 今井達郎1 柴崎啓一2 中井定明2 樋口正隆2 大谷清2 西村正樹3 末安誠3 小林慶二4

所属機関: 1慶応義塾大学医学部形成外科学教室 2国立療養所村山病院整形外科 3足利日赤病院整形外科 4都立大久保病院整形外科

ページ範囲:P.953 - P.958

文献購入ページに移動
はじめに
 腰仙部にみられる潰瘍はその大部分が脊損患者の褥創であり,ついで比較的まれであるが婦人科領域疾患の放射線治療後のレ線潰瘍がみられる.これらの手術的治療には皮弁の移植が必須である.近年整形,形成外科領域においては筋肉皮弁が通常の皮弁にとつてかわり,さかんに用いられるようになつた.われわれは大殿筋皮弁を用いてこの部の潰瘍の修復を6例行い,好結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら